詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
寅狸
寝返りを 打つたび変わる 結論が 朝の気配に 瞬殺される
3
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詠み人知らず
潔白と言へるひとなどだれもゐない ひととしてこの星に生きるかぎり
11
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詠み人知らず
両腕に食料と共に寒風を 抱えた君が足音の来る
23
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inosann
幾年も話さずなりし長男の安否確かむ部屋の明かりか
32
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詠み人知らず
温もりを夢見て忍ぶ福寿草 深雪の下に咲き初めし春
25
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詠み人知らず
これからは 毎年雪を見る度に君の産まれた冬を語れる
26
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夢士
近年になき雪降らせ低気圧去りて青空白銀を射る
6
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夢士
雪かきて背伸びする空あお高くヒヨドリ舞ひて青に色つけ
8
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詠み人知らず
半身が動かなくても母の背は きりりと伸びて ベッドに座る
29
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詠み人知らず
強風は無月無人の遊園地 おどるマイケル 走るジャクソン
20
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へし切
白銀も他人事なれば雅なる住まふは辛き重荷とならむ
21
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inosann
忘れてはいまいか月の役割を闇夜を照らす光としての
16
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夢士
今もまた雪ユキゆきの歌なれど未だ降り止まぬ雪に合わせむ
8
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朝がお
曲り角出会った人と十年後縁ありあらば何処の街で
11
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詠み人知らず
ペンを取り紙に記した恋文は 納戸の隅に まだあるらしい
19
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笑能子
様々な想いある故世の中は世知辛くもあり面白くもあり
2
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日向猫
健やかな寝息を聴けばそれぞれの日々の疲れも夢に変わらん
27
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詠み人知らず
にんじんとコーン小松菜とりあはせ春待ちわびて花咲くサラダ
10
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inosann
「これも良い」 万年平に落ち着かん吾を家族は「一番」と言う
11
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inosann
妻と行く治療院の待合室川柳集読み小一時間まつ
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