詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
南美帆
雛飾り出すのためらう独り身は夫婦揃った姿恐れつ
8
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葉月きらら☆
艶やかな髪は年々細くなり君が愛した私薄れる
14
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南美帆
強引な腕と冷めたる視線にて身動きできず「助けて、ください」
8
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恵
ほろ苦いガトーショコラを贈ります 私の辛い恋の味です
40
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みなま
一万歩越えた数字は誇らしげ湯槽の膝はうらめしく見ゆ
17
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坂の上
我が母は いつまで元氣で ゐてくれる召される時は 我も一緒に
2
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inosann
「語り手の目を見て聞けよ」と言う上司がめだかの一匹にしか見えなくなる
11
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遊糸
ポストへと切手を貼らず投げ込んだ手紙のような決意のさよなら
8
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詠み人知らず
恋しさは半日ほどの時差がある きみが月なら太陽はぼく
29
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ほの香
一世紀 祖母母吾娘の手から手へ 受け継ぎし雛慈しむ春
23
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如月弥生
拒まれしことより辛い沈黙の闇の暗さにふるえおののく
5
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朝がお
ひな壇のお内裏様にちょいと触れて右手の温もり母の温もり
14
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詠み人知らず
虫歯なく屋根と蒲団のある暮らし ありがたきこと ありがたきこと
19
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夢士
建国を祝うこの日に乗る電車職場に残れる喜びひとつ
13
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へし切
まぼろしの邪馬台国を夢に見て盲のたどるまほらまの道
21
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竹
おばあちゃん、僕の身長伸びたのかなんだか小さくなって見えるよ
9
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ゆうくん
雪遺る 街に小さな氷河期を 春を探して巡るあなたと
3
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ゆうくん
ふきのとう緑絡める指の輪に ウイッシュサイン春を願いて
6
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日向猫
そういえばむかしは雨が好きだった なぜ好きだったかは思い出せない
23
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詠み人知らず
えい敏な感性包む柔らかさ でん磁波のごと波紋投げかけ
6
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