あまおうのお気に入りの歌一覧
ゆり
しあわせと感謝を思い出しなさいいましめるよう私に雨ふる
9
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もり
飾るより使って欲しい江戸切子恋いびとみたいな番いで貰う
10
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たけくらべ
君見染め弾む心の我が身には五月雨るる夜も楽しかるべし
20
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野々花
撫子の花びらそっと揺らすのは母という名の柔らかな風
16
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只野ハル
捨て置かれた軽トラックが日に日に葛に覆われていくのを見る
10
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珠海
夏恋しプラットホームに置き去りの白地に青い水玉のシュシュ
14
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葱りんと
保育園 迎えに行くのが 遅れても 空は明るく 夏至の夕暮れ
21
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千映
夏至の夜遅くぽっかり出た月はオレンジ色のボールに見えた
15
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宴
午前二時ふと目覚めればワンルームまるごと水底のような大雨
7
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千映
好きなこと指折り数え笑みが出る嫌いなものがドンドンなくなる
10
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夢士
短か夜の酒飲む友よ薄月よ奴豆腐に茗荷の香り
18
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桐生賄
槍咲きの リアトリスの花 ぐんと伸び 開花待ち遠し 庭の奥にて
14
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桐生賄
草取りで 小麦色に 焼けた腕 少しほっそり 見える気がする
20
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ユキ
亡き人に 供えた青い 紫陽花が 私の代わりに 涙に濡れる
11
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リクシアナ
夜に星日には野原の果てしなく風にかろやか北国の夏
21
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詠み人知らず
誰ひとり愛せぬ私は誰からも愛されないと知った四十路前
20
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沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
80
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只野ハル
帰り損ねた夜の欠片暮れるを待たず不器用に飛び回る
19
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ながさき
朝露に 光り輝く アジサイは 地上に咲いた きらめきの星
26
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河のほとり
郭公鳴きつるなへに杉古き峰の木立をめぐる涼風
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