詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
春の子を蕾の中に閉じ込めてツンとおすまし桜の並木
4
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嵐露
「手が冷たい」主張す君の照れ屋語を翻訳すると「手を繋ぎたい」
20
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リンダ
連休のいちにち母にさしあげて掃除掃除で汗をかくなり
2
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リンダ
危篤から一週間が過ぎており電話の母の声まで弱く
6
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リンダ
振り向けど笑顔かわしたあの人を見つけられずに路面図みあぐ
4
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リンダ
そんなにも見つめる猫に問うばかり我の後ろに誰かいるかい
7
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リンダ
抱き上げて頬ずりするのは猫だけになって久しい吾子は二十五
14
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詠み人知らず
地下鉄は地上にあがり九条過ぎ 弁天町に ビル風の舞う
16
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葉月きらら☆
別れさえ決めかねている横顔は優しく見えてとても冷たい
8
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どらすた
君の眼が いつか光を 失うも僕が眼になる 傍にいるから
7
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芳立
一行もときめかせない罰としてブックオフには売らずに棄てる
9
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へし切
常識が非常識にと変わる世を一途に思ひ己が道行く
23
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ゆりかもめ
淀みなく流れる川の水のよう 心の憂さを流してみたい
3
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ゆうくん
雪折れの 枝のタクトを 君の手に 振れば輝く 二月早緑
1
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詠み人知らず
陽の下でまばらに残る雪の島 土に溶け込むチャンスを見てる
18
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詠み人知らず
こまどりの囀る中に花植える ぎこちなくなる君が近くて
14
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詠み人知らず
上等よ売られた恋は買ってやる黙って私に心ゆだねろ
5
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ほの香
母は児にひらがなのように話しかけたたえた優しさ字源を超えて
14
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inosann
夢だけをすれ違いざまくれるひとと永久の生きがい分け合う妻と
14
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詠伝
お風呂場で洗髪しながら思いつくうたはどうして残せばいいの
14
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