詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
気まぐれな風のたよりに惑ふ梅此方彼方と誘はれければ
17
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みなま
難題を姉と話して解決す次女の笑顏の愛しきをさなさ
6
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ゆうくん
春の日は 大人エレベーターに乗る 君に会うため しばし瞼を
1
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ゆうくん
流星号 春風を漕ぐ 自転車で ぼくはジェッター 時の国から
1
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詠み人知らず
人生を「じんなま」と読めばいいのかな 少しは楽になれるだろうか
10
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みなま
娘と二人ちらし寿司食むゆきずりの媼のくれし折雛並べて
6
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詠み人知らず
毎日が過ぎて続いて気がつけば忘れられない冬のてのひら
2
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春琴
ゆるゆると 水面流れる 花びらに 明日の二人を 憂う春の日
6
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春琴
流れ星 刹那輝き 消えるまで そっと見守る 月でありたい
3
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もぢずり
尊厳死さうみなすべき汝が最期意に染まぬ生肯んじえぬと
4
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大埜真巫子.
ケミカルな体を引きずり生きている二週に一度 貰う薬束
24
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高見澤マツノ
駆け引きややきもちなんて好きじゃない キミが好きだし ここに居るだけ
6
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へし切
ほどよきが仕合せなりと思ふれど落ちぬ欲垢失せぬ煩悩
23
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ゆうくん
一箱の タイムマシンに 眠る雛 寒い今年の 春へようこそ
2
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ゆうくん
雛白き 頬の笑窪を 押せば鳴る あの日わたしに 祖母が問う声
2
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詠み人知らず
言えてない身体の告げる不協和音この幸せも限りがあると
4
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詠み人知らず
死に至る病か経時の不具合か確かなことなど何もないのに
4
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詠み人知らず
すみません難しいのが苦手です 仕事に料理 映画も歌も
16
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日向猫
飾りつけ祝う娘は持たぬゆえせめて雛菓子据えて眺める
24
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inosann
「おかえり」と聞ける灯りに辿り着く積み重ねられしありきたりな日々
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