詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
片栗粉
この胸のどこかに父は住み居りていつでも優しくごめんと謝る
5
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ゆうくん
桜月 風まだ寒き 春にいる 時のオブジェを 映すグラスに
1
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詠み人知らず
馴染めない阪急電車の小豆色 なつかしくなる時間の不思議
19
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詠み人知らず
いついつまでも友達でいましょうなんて言っといて先に逝く友
4
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葉月きらら☆
泣き顔も様になるよう残るよう最後の私綺麗であれよ
20
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ふきのとう
いつまでと区切りの見えぬ仕事にも限界ありと狭間でなやむ
7
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律
明日から「僕等がいた」ってそれだけの場所になるんだ さよなら、教室
2
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みやこうまし
白梅の咲けば霞を振り払い空は控えて青さ深める
17
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由縁
坂下る子ら笑み満ちて 下るのも上るもこわいわれはため息
5
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詠み人知らず
いつの日かやすらぐ陽射し浴びながらミラベル庭園きみとあるこう
3
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詠み人知らず
カンタンと謳われているレシピさえうまく作れぬどうしたものか
2
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inosann
過ぎし日々に踏ん張った時に助けられ歩幅の分だけ人を助けた
13
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西村 由佳里
まだいけるまだ大丈夫山茶花はせいいっぱいに花片広げて
10
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みやこうまし
紅白の花散りばめる梅や梅 つらなる陰に人の波立つ
18
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詠み人知らず
枯れ山を開いて伸びる高速の 分離帯にも春待つ生命
17
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inosann
「吾の為悔いなき介護を」と客宅の会話は結ばれ笑みのこぼれる
11
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ほの香
そのむかしモンブランもセイコーもオトナへの印籠春の言祝ぎ
14
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夢士
冴えわたる小鳥の声に春を聞き凍れる頬に手を当てやらむ
10
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まりこ
明日のため眠るまぶたにちらちらと降る雪もしくは星らしきもの
2
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まりこ
彼の人の孤独に見えた陰影もさわればぬくい 生き物だもの
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