詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
弥生半白雪の降る土曜日に鯉の若魚命抜けだす
13
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詠み人知らず
見られたい読まれたいより 吐き出したい欲で詠まれた歌の引力
15
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詠み人知らず
玻璃に背を向け事務仕事 小春日が字乱す 蚯蚓ののたくりぬがに
8
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小茄子
今年こそ 花の季節に 巡りあわん やまとごころが 浮き立つ帰国
8
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横井 信
青空に 掛かる架線を 飛び越えて 延びる白雲 思いのままに
11
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横井 信
ほがらかに 照らす日差しに 急かされて 彩り豊か 桜はまだか
7
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光源氏
色もなき花のあはれに涙して無情の闇に香をたづねゆく
18
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幸子
ザアザアと水かけられても弾き切るブロッコリーよ若さ分けてよ
10
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つちだゆういち
寅さんの心境わかる歳になり 情けないのかありがたいのか
10
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へし切
春ごとに花は咲くとて誰や見むいろはにほへとかひなからまし
23
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コタロー
人は皆ただただ歩く櫻さへ隣を空けて一人で見てる
6
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滝川昌之
枕木は空を見上げて過ぎし日の耐えた重みにふと息を吐く
24
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灰色猫
いつまでもふたり一緒と誓ったねあなたがいない春が咲きます
24
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水月
我が恋はせつな色褪せ萎れゆくあなた添う花へ袖の残り香
14
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水月
梅の香や寄り添う袖に濃く深く忍ぶ恋のあかし染みゆく
13
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詠み人知らず
手を振った 意味より先に笑ってた さよならありがとおめでと またね!
9
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詠み人知らず
泣き虫がもぎ取ってきた二つ目の命がはじめて外に出た日です
11
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詠み人知らず
どれだけが残っているのか判らない書きかけばかりが主張している
9
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大野 冨士子
路地に入り左に見える君んちの 仕合わせとやら 知りたくもない
16
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仁奈
母の腕の中で眠れ幼き子空の色など知らないままに
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