日置鳩子のお気に入りの歌一覧
卯月
空襲の警報知らぬわたくしをJアラートが起こす八月
11
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灰色猫
太陽に透かしてみれば手のひらは白桃みたい淡いあかいろ
19
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灰色猫
太陽とオイルまみれの夏の日の君の匂いが大好きでした
23
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藍子
初恋は窓からそっと見てるだけただみずいろの手紙を胸に
27
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藍子
タンポポに良く似た帽子の園児たち隊列作り笑顔で歩く
27
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naotan
雲ひとつない秋空へ舞い上がるプロペラ飛行機子と追いかけて
14
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葵の助
指先が触れただけでも嬉しかった人の腰に湿布貼ってる
48
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葵の助
子の手から叩き落とした油性ペン一瞬でいいぼんやりしたい
12
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葵の助
宿題がないなんて嘘 母ちゃんのネットワークを侮るなかれ
16
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葵の助
翻車魚に和んでるふり手を引かれ深海ゾーンで戻れない「好き」。
6
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葵の助
最後から二番目くらいにいつもいて半透明のまま死んでゆく
9
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みつば
ついさっき「死んでもいい」とうそぶいた舌できみと命を舐めあう
7
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nao
ライターの音できちんと区切られてここから先はもう帰り道
5
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nao
どこまでも行ける気がしてみたかった君に脱がされたいハイヒール
4
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詠み人知らず
苦労する為に生まれて来たのだと最終章まで私を生きる
32
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詠み人知らず
ハモニカの如く並びぬ窓枠の昏き空洞無人のアパート
22
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灰色猫
花嫁の涙を隠す白無垢は多くの別れの色なのですね
14
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灰色猫
ひこばえの萌ゆる若葉の黄緑に脈々巡る生命をみる
24
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ゐわむら
きっと俺の知らないタイプの柔軟剤 明日になると貴女が消える
11
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関山里桜
今日ここに乗り合はするもまた縁と我に教へし車窓の花火
14
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