ラベンダーのお気に入りの歌一覧
へし切
小夜更けてもの思ひおれば秋しぐれ誰が泣く空にうかぶ面影
26
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秋日好
ハーベスト・ムーンと呼ばれる白き月ともなく見上げる秋の深まり
22
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inosann
喫煙を問われて「二十歳でやめました」がオチではなくて真面目に聞こえる
28
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藍子
秋を知る花は多々あるその中で母思い出すそれは白菊
19
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灰色猫
桜散る無人の駅にさよならを君が舞うからひとりじゃなかった
24
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リクシアナ
街道に紅き尾花の帯述べて雲の衣の月に捧ぐる
25
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秋日好
「変わりない」言いつつ「声が聴きたくて」電話向こうの母が気になる
25
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滝川昌之
また届く片付けられない段ボール息子の部屋が密林になる
22
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詠み人知らず
そんなこと分かってますよ と尻ついて 川面に小石投げたい気分
22
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灰色猫
子供らの歓声はもう豪快にブランコはしゃぐ靴は吹っ飛ぶ
24
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詠み人知らず
草々の穂先揺らして過ぐる風 茜の雲さへ追ひ立てにけり
21
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へし切
面影に見えてふと消え夢うつつこころの闇になほ惑ひにき
25
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灰色猫
野良社会しぶとく生きてゆくための猫にどなたか逞しき名を
22
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詠み人知らず
逢はざれど語れば弾む旧友の 絆結べり心にかたく
18
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赤石仙人
故郷へ歸る車窓に眼をやれば思ひ出殘る青き山々
12
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赤石仙人
中學の門を後にし五十年今集ひ合ふ懷かしき友
6
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石川順一
松は無い無花果の木も今は無い柿の大木だけは存続
16
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へし切
夜もすがら鳴きやまずして草雲雀つま恋ひかぬる吾も泣きたし
29
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石川順一
座ってもうつらうつらとしてしまう夕食前のたるんだ史実
18
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こぐまじゅんこ
うれしいことあるとはるくん口にする やっべ はもはや三歳児まで
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