詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
速魚
こんなにも待ち焦がれてた筈なのに春の心に砂嵐吹く
13
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幸子
無意識の城に眠れるエネルギー引き込んでくる風穴が欲しい
11
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滝川昌之
後輩に司会をとられた円楽のように落ち込む河津桜は
18
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近江の人
土筆摘み古希の二人が一時間小鉢に少しゆっくり食べて
5
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詠み人知らず
かすみゆく戀も愁ひもこのしたに花のにほふは萬歌の果てに
10
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コタロー
日曜日小さな町の公園でサッカーボール蹴り會ふ親子
5
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コタロー
春休み子等は小さな冒險家神社の中を走り廻りぬ
6
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灰色猫
まどろみの夢路に沈めば眠りいる己が己に刃を立てており
22
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ななかまど
会話する声のだんだん高くなる雪解しずくの音かしましく
9
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コタロー
春の川水面すれすれ鵜が飛びて小さな橋を潛つて行きぬ
5
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蔓葵
うぐひすの声はいかにとまちがほに鷽てふ鳥の来鳴く梅が枝
10
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蔓葵
ながれゆく月は絶えねどみづくきの跡はとどめよ門司の関守
11
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藍子
冴えないね入院中の短歌には暗い心が反映してる
17
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幸子
さるすべり夏場の花を想像もできぬ赤紫の新芽かな
14
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矢車菊
思い出せばふいに恋しき気持ちして少しずつ春、一歩ずつ春
15
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矢車菊
さくら花咲けばたちまち風となる始まりかけた想いはいつも
10
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矢車菊
砂時計しづかにこぼれ日々はただ けふからあすへひかりを運ぶ
10
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矢車菊
ため息ひとつこぼれるように花ながれ誰かに会えるたしかな予感
15
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アガサ
若者の使う新語がわからない さりとて古語も辞書を片手に
10
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秋日好
慾すれば言問へ春の短さを歎く五月雨空に蓄ふ
14
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