Chicoのお気に入りの歌一覧
半格斎
とは云へど不憫愛しき我が息子いつかいつかと今日も過ぎ行く
6
もっと見る
半格斎
氣のやまひ持つ子あはれと日々つのる思ひはませり死んでくれたら
4
もっと見る
半格斎
老ゐませば思ひ出されし月の下 友と唄つた初戀の歌
8
もっと見る
半格斎
オニヤンマ窓に激突失神す 蘇生するまでじつと見つめむ
6
もっと見る
半格斎
爆音を響かせ二匹の虻くれば 汗の沁みたる着衣めざして
5
もっと見る
半格斎
木漏れ日に葉々、朱、黄の彩 湖の蒼 時間は祕かに冬待ち顏か
8
もっと見る
半格斎
むきリンゴ透きとほる香ぞ立ちこめて家族で取り合ふ炬燵の上で
11
もっと見る
半格斎
定年を過ぎて二文字増すと言う きょうから契約社員なりけり
20
もっと見る
半格斎
野分け 雪 ないふる 無ければそれでよい 移り住みたや西方の國
7
もっと見る
半格斎
ぬくもりの冷めやらぬ指で脈をとり 大事なきこと笑顏でかへさむ
9
もっと見る
半格斎
のど元の飴の甘さを確かめて 生業の終はるベルを待つらむ
7
もっと見る
半格斎
並足を早足にかえ春が來る どんどこどんどん近づゐてくる
12
もっと見る
半格斎
花筏分け行くおしどり陽のなかを 春惜しみつつ 春惜しみつつ
16
もっと見る
半格斎
芍薬は狭庭の隅を占めて咲き 我に事問う愛おしいかと
16
もっと見る
半格斎
朝露をのせてふるへる葉に隱れ 空のぞき見し小さきいちご
20
もっと見る
半格斎
上弦の月影の下君が手を とりて歩めば初螢かな
15
もっと見る
ユキ
誰が為に落つる涙はだれのもの?名も無き花の恵みとなりて
9
もっと見る
芳立
はじめてのまなざし交はし鳴る神のおとなしくとかしてゐられない
7
もっと見る
林林
草取りが終わらないのに夕日空玄関にただランドセルだけ
15
もっと見る
もなca
好き勝手な方へ伸びゆくトマトの枝を支柱に添わすごめんと言いつつ
19
もっと見る
[1]
<<
761
|
762
|
763
|
764
|
765
|
766
|
767
|
768
|
769
|
770
|
771
>>
[806]