紫苑のお気に入りの歌一覧
falcon
夏が来て遠き戦を父語る 誰がためなりやいまだ知らずと
10
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詠み人知らず
不夜の街われ放たれて見上ぐれば神の武器たる稲妻走る
7
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falcon
生徒らに教へしわれがいたらぬと自ら責むる教師ありけり
8
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falcon
古傷が痛むか父よノモハンの野を駆け抜けし脚をさすりて
6
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佐々一竹
荒川の土手走りたる少年の遠ざかる背に白き哀しみ
8
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佐々一竹
薫風がビルの狭間を駆け渡り覚醒の時ひろがり始む
3
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天野
がんばれと気安く言えず黙り込む僕はみんなにどう映るだろう
6
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falcon
歌詠めば「それがどうなの?」その鈍き心をいまもひどく憎みし
11
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falcon
三蔵も悟空も往きし西域に民起つ聞くも術なきわれは
8
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詠み人知らず
人として在らむと起ちしウイグルに無為無策なる我らの怯惰
10
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山本克夫
笹舟のきおくをたどりさかのぼる支流からあなたの指先をさがす
3
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詠み人知らず
朝までを惜しみて眺む黒髪の乱れすなほな汝ぞ愛しき
6
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キタハラ
もう二度と降りることなきバス停で雨に打たれる面接帰り
40
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ふみまろ
一度だけゆるしてほしいあやまちがあなたのうみを満たす七夕
11
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たんぽぽすずめ。
いつの日もあなたをおもふ笹舟で水面に文を描いてゆけたら
18
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うにうに
ささのはの端をこっそり噛みました 小さな傷とともに笹舟
6
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みやた〜
かささぎの渡せる橋に星ぼしが雨夜のように降るのだろうか
5
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山本克夫
めをとじてほんとうに正直なのか吹き抜ける風に聞きなさい
5
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浅草大将
明日の夜は晴れの逢瀬に行く車洗ひ浄むる雨ぞ降るらし
6
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falcon
わが父は南海に消ゆ友は言いはるか飛び立つテニアンの空
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