Chicoのお気に入りの歌一覧
半格斎
朝の月夕なの月には語彙あまた昼見える月何と云はんや
12
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半格斎
ただことをただ言の葉にのせ詠めばいにしゑの人に近うなるかや
14
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半格斎
朝ふく風は搖らぎて冷ややかに小枝ふるはせ夏の終はりや
21
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半格斎
かたよらずこだはらずしてとらはれず心鎭めて己がみちゆく
13
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半格斎
おみなごの保育園昼食の嫌なもの、寝たふりをして過ぎたるを待つ
4
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半格斎
「月をみよ」言霊籠めてやひとことに宗家にながるる伝燈をみむ
7
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半格斎
夢二が絵 似た人ゐたら夢の中 私はきっと箸落とすでしょう
9
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半格斎
言の葉を手妻のごとく使い手は斬っ先するどく何流なりや
15
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半格斎
朝ぼらけ耳聞くおとの堅ければ胡桃はひとつ屋根ころげ落つ
14
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半格斎
あの夏を我が世の春と生くものの、ひまはり朽ちて道野邊にあり
21
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半格斎
炭おこし二人でひとつの晩餐はそよ風わたる狭庭のすみで
12
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半格斎
夕餉すみ見たい番組なかりせばきみは隣でマリオにあそぶ
6
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半格斎
彼の肩につかまり乙女は自轉車の後ろに立ちのり行き先決める
15
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半格斎
今は亡き義母の口癖「つまらんばい」くだらないとかあほらしいとか
10
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半格斎
師の墓誌に刻まれたうたはあの頃のへき地の分校複式学級
14
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半格斎
花言葉「祕めたる意思」とは如何ならむ花はまだなり杜鵑草かな
11
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半格斎
電話では話せぬことと強声の友は松茸手持ちて待ちぬ
11
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半格斎
縁石を覆ひ散りたる黄色葉は役目つくして重なり休らふ
14
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半格斎
柿くえど侘び夜なるかなふたりのみ、ほめ言葉ならべ倦怠を殺ぐ
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半格斎
滝の上の道のはづれに湧く水は人なき今もかはらずにあり
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