詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
ひとときをこの地で暮らす白鷺の群れ穏やかに水面に遊ぶ
14
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まあさ
刈り終へし平野に早くも万羽ヅル 越冬地出水 しばし賑はふ
14
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まあさ
体力に抗い目眩に襲われる焦りすぎてる私の理性
8
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ひなこ
「もういいよ」信じて投げかけ届かないひとりぼっちの「引き止めて」
5
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詠み人知らず
田園の空たそがれて夕暮れてあずけてしまおう生き死にのこと
5
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コーヤ
爽やかな香に満たされて通る道金木犀の影も見えねど
24
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コーヤ
昼下り生け花というキャンバスに野花を添えて秋を愉しむ
18
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詠み人知らず
コーラスにゆだねたる日々思い出す内耳に残る余韻にひたれり
13
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詠み人知らず
息子(こ)の語り夫によく似て笑いけり親子の絆心あたたむ
14
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片井俊二
鉢植えのコスモスゆらす秋風は後ろ姿の君を連れさる
5
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海恵ふきる
起きがけのぼやぼやとしたいとおしいものがメガネをかけてきみになる
7
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石川順一
集配の時間は絶望的となり使えぬ自転車がもどかしくあり
14
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秋日好
しゃがみこみ球根植える吾の目線高さ合う子が紅葉差し出す
24
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秋日好
皮肉にもインドの独立記念日は八月十五日になってる
13
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秋日好
立ち止まれ踏み出す足下に一花あり蠢く虫あり君死なずとも
19
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灰色猫
わたくしが修羅へと堕ちたその時はどうか優しく殺めてほしい
18
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林林
殺むるはあなたではなく修羅や鬼汝が心身から引き剥がさんと
21
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灰色猫
あの人は今日も来てくれるだろうか鬼へと化したわたしのために
16
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灰色猫
心象のモノクロームの池に咲く睡蓮の花を舐めとり味わう
18
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林林
落とし物拾わんとして手に提げし袋落としてマグカップ割れ
17
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