詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
白鷺の一羽で過ごす川の中悟つたやうな心純白
7
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秋日好
うたのわに何を求める結社でも同人会でもないと思えば
36
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コタロー
青空を全部使つて干されたる作業着逹は今日もゴキゲン
10
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秋日好
裏路地でおじいちゃんとすれ違う同時に傘を閉じる冬雨
22
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灰色猫
サラダ菜へオリーブオイルを回しかけ朝に生み出す夏の地中海
15
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灰色猫
粗挽きのペッパーミルでがりがりと君のパスタに恋をふらせる
16
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灰色猫
花のでるやさしい銃で撃ちあって死んだ方から歌う約束
15
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灰色猫
洗いたて香り爽やかレタスへと洋風ドレスを着せておきます
13
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恣翁
炉辺に坐し することの無き 老いし身の 風の音ばかり 転た聴きたり
21
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石川順一
味噌汁の雑炊ニラも少し入り味付けのりを食べる昼かな
15
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角谷守
内部から溢れる液を手に受けて春待つ君を残して去った
6
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秋日好
日が伸びて終業時間は真珠色桜色との混合の空
16
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秋日好
新年の抱負の一が崩れ去る妥協の二番いつまで残る
17
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林林
備えよと警告なのか夜半過ぎ少し地面が揺れて止まって
21
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秋日好
檻内に付き出し虎と夜を分かつ見られるのは君タイガー・ロッジ
13
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葱りんと
放っといて そうは言うけど 本心は 構って構って 声をかけてよ
11
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吉野 鮎
七冠の棋士二人の言の葉の清し日本語さきはひときく
17
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千野鶴子
つまるとこ世界に宛てた恋文だ私の作る三十一文字は
7
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千映
祝箸孫に名前を初書かせ画数多い名前に苦戦
11
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角谷守
春風も都会を通りビル風に姿を変えた 交差点にて
11
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