詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
やわな同士二人三脚の夫婦なり「元気でいてよ」とまじろがず妻
18
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吉野 鮎
愛憎の秤が搖れてひとつ家の端と端に置くシングルベッド
7
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吉野 鮎
ウェブ上にきみの論文ヒットしてくちづけする如その名をなぞる
8
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澄舟
君といてイルミネーション眺めても寒くて寒くて寒くて うつむく
16
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詠み人知らず
茜さす 照る日光を ながめては 息を吐き出す 心の奥底
8
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詠み人知らず
美しき 鏡の面に 溶け込んで ただひらひらと 波紋が靡く
7
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詠み人知らず
寂しさに 落ち葉の床を 踏みつけて顔をのぞかせる 春の若草
8
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詠み人知らず
人の世の楽しさすこしみつけたよたまには旅もいいものですね
19
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詠み人知らず
うれしくも月とオリオン並びいて照らし給へる庭の明るさ
31
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藍子
約束を守らないのはどちらかな遺憾ばかりが日本じゃないよ
9
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藍子
新年会一人抜けてく不自由さが結婚ならばしないと娘
9
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藍子
お母さん呼んではみても返事無くただ一陣の風が吹くだけ
52
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詠み人知らず
自然の気に今日も一日パクついてまずは物干しお日様ありがとー
16
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詠み人知らず
南天の縁起よき言葉信じをり平穩無事にと思ひは常に
19
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詠み人知らず
七草の指折り數へわらんべの口尖らせて粥を吹きたり
21
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詠み人知らず
小春日の入院病棟にて閑か愛しき命しみじみと抱く
27
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詠み人知らず
薄墨を溶ゐたやうな冬色の中を進むはきな粉色の犬
11
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詠み人知らず
孫見たい 冗談混じりの催促にころころコロがる 愛犬手渡し
8
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詠み人知らず
遺された者は辛いといふけれど一つ足せれば いつかは幸なり
27
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桜枝巧
弦をよく夜空で砥いだ半月はしゃりん、しゃらんと寂しく笑う
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