詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
心萎え開けしままの頁の上十三夜の月白白とさす
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吉野 鮎
金髮のジョーカー呟き大氣圈戰戰恐恐トランプゲーム
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Chico
押入れを開けたれば すぐ戰慄きて闇退りける 暗闇のもの?
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Chico
押入れを閉めたれば そと安堵して闇出にける 暗闇のもの?
12
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Chico
そこらくに 開け閉めしたる押入れに 阿鼻叫喚のまつくろくろすけ!
14
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恣翁
泡沫は 無常の風の慰みに ふと戻りけり 空気と水に
24
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恣翁
熱情に つき動かされし交はりの果てに 荒寥ばかり沈みぬ
24
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恣翁
砂浜に 白き雨脚 カーテンの揺るがに煽られ 遠ざかりゆく
24
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恣翁
隔たりて 銀河横たふ樹々の間に 浮きたる我は暁の月
24
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恣翁
軟らかな微風も 熟せし麦畑を渡るばかりは ざわつきにけり
24
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恣翁
中庭の青桐の影 ちかちかと廊下に光れり 拭き抜きたれば
24
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恣翁
針槐 群れたる蝶に似し花の白き房先 髪に届くめり
24
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恣翁
細き頸を 花茎のごとく傾げては 痙攣すがに 少女笑みけり
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千映
人の輪を明るくします出来まする「それしかないの」胸張りていう
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海原 真生
独りきり 夜の海辺の波遊び 満月だけが 私を見てた
4
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千映
足の裏ローラーで磨く心地よさ角質落として古希迎えよう
11
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石川順一
階段の音が嘔吐を惹起する散々零した冬の水かな
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灰色猫
唇にできたささくれ痛くって今日は上手に微笑めないの
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灰色猫
鬼さんや手の鳴るほうへ暗闇に引きこもっても捕らえてあげる
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灰色猫
風は吹く今この時も吹きすさぶ時代の中で渦巻きながら
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