詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
うまい具合怒られるだけのいたずらを養母に仕掛けて愛を探した
20
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滝川昌之
寒緩み靄立つ朝の囀りは休める木々を覚まして渡る
23
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夢士
満月を愛で病み臥して時過ごし今昇り来る下弦の月見ゆ
18
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灰色猫
霜焼けのあかい手で汲む雪解けを零さぬように春を待ちます
18
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灰色猫
言葉にもなれないままのため息に夜明けが来たら歌にしますね
19
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灰色猫
をさまらぬ君への想い胸に秘め硝子細工の翼をたたむ
22
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灰色猫
柔らかく撫でたつもりが爪でした虎を愛してしまったばかりに
16
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葱りんと
拾得物 三月経ったよ 我のモノ 既にニャーニャー 我が物顔だが
13
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千映
雪舞って裳裾泥はね母泣かす成人式の思い出話
11
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君丸
永遠を 探して空を 眺めてた 無限も見れず 限りある人
10
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桜枝巧
五年ぶりに会う友人が踏みつけたいつも見ているシロツメクサは
7
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あかつき
「再出発せよ」おみくじを結び終え天仰ぎ見ゆ 何処までも青
11
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近江の人
はっきりと雨なら雨で嬉しいもの解放されてやる事一杯
8
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恣翁
地中より 何吸ひけむか 薔薇の紅 知らず 執拗き風の胚芽を
19
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秋日好
立ちのぼる君の姿が好きだから綴り続ける書いて噛みしめ
13
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秋日好
飾り無き蘭のひと鉢凛と立ち色を濃くして黙し耀う
16
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秋日好
咲きわける色柔らかにしたたかに思いのままにならぬこの世も
17
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秋日好
鬼の手を離れた笛は湖の龍を躍らせ童子は漢に
16
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祈り花
くれないに狹庭を染める山茶花の一木華やぐ冬枯れの朝に
14
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Chico
すれちがひ生まれるひびの 凸凹 も口にしてみよ その愛ほしさ
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