日置鳩子のお気に入りの歌一覧
つつむ
1リットル以上の涙を飛行機に持ち込む事は可能でしょうか
11
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つつむ
どちらだと問えば仕事を取るでしょうそんなところも私は好きで
7
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inosann
抗って宙に行き場を求むよう暫しのあいだ「鯔」は彷徨う
24
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恣翁
唐黍の畑を渡り 秋風は 独りぼっちの入り日吹きけり
22
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ゆりこ
ラジオから流れる曲に封をした想いも再生される夕暮れ
14
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只野ハル
老親の介護の果ての独り身を思う夜もある寝かせた後に
28
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只野ハル
特にどうと言う事のない一日が何となく終わりそうだね
9
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きりあ
わたしが死んだら棺にはさよなら入れて下さいそれだけでいい
16
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詠み人知らず
「やさしさで効くのです」との但し書き迷うことなく手に取る薬
11
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へし切
秋されば彼の虫去ぬと草むしり油断をすれば疾く刺されけり
20
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石川順一
藤の実がもう出来て居る藤の花散ったばかりの憩ひの場所に
26
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吉野 鮎
聖母子の最後のピース二つ失せ母の口元子の片目の洞
19
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灰色猫
かたつむりお前はすこし海っぽいなのに塩になんて弱いの
17
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滝川昌之
代休の幼稚園にはいくつものドラマを生んだ白線のあと
30
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藤久崇
城跡に 雛守る鳥の 声猛く ほの聞こゆる もののふの鬨
18
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へし切
満つ月の欠くるさだめと眺むれば浮世のことも夢のまた夢
36
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へし切
鍋島の誉れも高き「五字忠」の志津にも似たり沸冴えわたる
18
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秋生
教科書の隙間 隠した似顔絵の瞳に色を差した真夏日
7
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秋生
もうきっと会えないだろう 折り畳み損ねた傘を見つめて思う
16
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へし切
幾年も蝉は我慢の土の中 此の世に出でて鳴くはひと夏
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