日置鳩子のお気に入りの歌一覧
松本直哉
道の辺にすすき手折りて指揮棒のごとくふりつつかへりし日暮れ
13
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もなこもち
もし急に死んだら遺影になるのかな なんて思いながらの自撮り
9
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もなこもち
寒いからどこにも出掛けないと決めド派手な靴下履く日曜日
9
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inosann
歌うたび隣の友にハモられて心穏やかならざりし妻
24
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へし切
山鳥毛 もののふの見し夢の跡 重花丁子に辿るいにしへ
25
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石川順一
コーギーが南に見える走り抜け南の家に帰り着くなり
16
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ふじこ
悠々と腰曲がりたる老木の枝に実りし津軽の林檎
19
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詠み人知らず
夏も果て釣瓶おとし転がって芒原いのち拾ひ太陽
10
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月虹
そよ風が春を届けに参ります桜ヶ丘でお待ち下さい
128
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もなこもち
お前とわたし寂しい同士見つめ合う静かな冬の動物園で
9
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もなこもち
アパートの更新料の請求書ポストに見つけ鼻歌止まる
14
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もなこもち
次々と花咲く門の家に住む人はさぞかし美しからむ
10
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もなこもち
どら焼きにパクッとかぶりつく瞬間ひとは誰でも可愛いみたい
7
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もなこもち
郵便受けはテープで塞がれ知らぬ間に退去していた隣室の人
6
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松本直哉
花の雪ちりしく道を自転車のすぎてのこれるわだちひとすぢ
12
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紫草
深更を暗闇のなか録画せしぽおっと赤き光さびしも
18
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只野ハル
見えている小さな世界手の届く狭い世界の外に行きたい
15
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月虹
いつまでも踊り続けていたいから君の右手を放さずにいる
128
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ながさき
法師蝉 去りゆく夏を いとほしみ チカラ尽くして 天に訴ふや
20
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つつむ
なんでもない男子とはでき、あなたゆえ躊躇う事象。傘を分け合う
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