のぶのお気に入りの歌一覧
ななかまど
ひたむきに思うことあり渡り終え振り返り見る赤の信号
14
もっと見る
うすべに
巣づくりの枯れ野もやっとうすみどり 翔びたつ声とあざやかな赤
10
もっと見る
滝川昌之
砂抜きのアサリが足掻く水鉄砲ふきとる床に潮の香遺し
20
もっと見る
横井 信
葉桜の木陰で休む夕暮れに鯉の魚影がゆったり揺れる
15
もっと見る
ユパ
家事すれば流儀のちがいの小競り合い妻の小言が母に似てくる
13
もっと見る
かを3
整然と揃えられたる生け垣に暫く会わぬが元気と安堵
5
もっと見る
かを3
足重く脂肪燃焼成らずとも朝一番の清しひととき
5
もっと見る
かを3
椋鳥の可愛らしきは少し前集団になり疎まれる今
5
もっと見る
うすべに
蒼い風 葉桜ぬける音もなくつばめの速さ海をにおわす
11
もっと見る
ユパ
自転車の前と後ろに幼子を背にもうひとり頼もしく母
7
もっと見る
茂作
きぬざやの白いつぱいに咲きにけり 蝶が花かとまがふ許りに
17
もっと見る
横井 信
夏めいた陽射しの中でふらふらと必死に追った技術の未来
12
もっと見る
かを3
待ち人は我一人にて渋滞の更に増すよで躊躇うボタン
5
もっと見る
かを3
鳥の名を鳴き声で当つ孫ありて何になりたい時折尋ね
6
もっと見る
かを3
鳴き声にスマホ構えて間を図る雉と見紛うカラスの一羽
5
もっと見る
かを3
昆虫が絶滅すると孫の云い散布諦め鎌持ち直す
6
もっと見る
小春空
嵌まること溺れるほどになにもかも忘れて打ち込み忘れる時間
3
もっと見る
へし切
味気なき 独り老い身の暮らしにも 何 嬉しかる ご飯が美味しい
12
もっと見る
ななかまど
そよと吹く風をたくみに鯉のぼり晴れたる空はわれのものなり
16
もっと見る
早乙女ん
目に青葉 小鳥さへずり つつじ咲く 築地の道を 病背負ひて
6
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>