詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
柔らかなお座布の上に猫があり 隣りで君が 丸まっている
29
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inosann
遊歩道それて林に踏み込めば六十路の齢を幼きにもどす
28
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詠み人知らず
惜別を見てしばらくは涙ぐむ きり源次郎名場面かな
17
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まあさ
NHK短歌 三席 着眼が私と同じ ちょっと嬉しい
24
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石川順一
必着は消印有効とは違うアダムとイヴと知恵の木の実も
21
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桐生賄
寝る前の 日課も一つ モバイルの 懸賞応募 送ることなり
18
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只野ハル
ぬくもりの失せて身に沁む夜の底わたしの左にあなたはいない
15
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只野ハル
辿り着く岸はなけれど流されて浮世漂う沈まぬかぎり
17
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コーヤ
生きゆくは遊び学びもその時間極め尽くせば後悔は無い
20
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コーヤ
生きゆくはどんな些細な喜びも幸と感じる心が大事
20
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詠み人知らず
ああきみがどんな心配事も無く穏やかな夜過ごせるように
11
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灰色猫
失くしてはいけないものを失くしても大丈夫だよ君は君だよ
22
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Chico
ぬばたまの六つの花降る陰画紙に青き笑顏で悴めるきみ
23
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灰色猫
まだ君は汗のかき方足りないよそう言いたげな突然の雨
24
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灰色猫
揺るぎなく夜空に輝く北極星どうか我らを導きください
21
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夢士
ガラス戸を水洗いする師走午後陽の陰り来てまたの日とする
17
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沙久
「久しぶり。交互に来るよね、君達は」「躁」と「鬱」という強力タッグ
23
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葱りんと
縁断つた ひと思い出す 師走かな せめて心で 賀状したため
16
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ラベンダー
侘しさに 寒さを纏う 冬草を 傍の赤き実 暖と慰め
22
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詠み人知らず
新橋でゆりかもめ待つ数分は 無人のリスク 考えるとき
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