詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
天国に郵便局があればいい 本気で思う二度目の師走
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灰色猫
近づけば近づくほどに見えなくて汚れた手と手で繋がり合った
23
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灰色猫
イヤフォンをつけてしまえばもう一人自由な速度で加速してゆく
27
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灰色猫
海となり無くした貴方を愛撫する月影清き宵の砂浜
22
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灰色猫
誰にでも心の内に満ちている揺らぐことなき偉大な美がある
23
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灰色猫
どれほどの涙を流せば届くだろうまだ見ぬ明日へと届くのだろう
23
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コーヤ
飾られしツリーの横で聖夜待つポインセチアの赤が眩しく
28
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コーヤ
迎春の 床飾る花 梅つぼみ 香りほんのり 辺り和ます
21
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詠み人知らず
長い髪 切りたいときも多々あるが 勝手な期待「君が好きかも」
6
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Chico
「大掃除っ!」號令すればそれぞれに捻転しをりきみとがじゆまると犬
22
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Chico
朝夕に色つぽいねと囁けばがじゆまるだつて魅せる捻転
23
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夢士
ガラス戸の内の汚れのここかしこ残し置きたやもみじの手跡
28
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inosann
いつからか呼ばれなくなった戦争名 勝者の歴史に書き換えられてる
21
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リクシアナ
「もみの木」のアラーム寂し午前5時ロッカールームでケータイが啼く
30
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絮谷新
冬の田に子らの歩みて冠雪の朝影光る遠き山脈
31
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詠み人知らず
年重ぬ君との過ぎし日振りかへり記憶の中の旅をたどりて
16
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詠み人知らず
懷かしの畝に冬菜の青々と田畑に沁みたる父母の恩
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石川順一
詩作して盗まれるのは我が心 形を盗るのはパクリではない
19
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ゆうか
斷捨離をせむと思へどゆるぎたり母のにほひの着物はをれば
13
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ゆうか
大根の葉っぱがチクリと指をさす「捨てないでね」とささやくように
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