詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
bletilla
温もりと 望み与えし 君の名よ ここではすこし 休んでいいよ
9
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煩悩
いつまでも散ることはない向日葵を往復葉書に描く秋の午後
24
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詠み人知らず
味噌バターコーンラーメン どれひとつ省略できない私の真言
7
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千映
うとうとすることの増え君の目に若かりし吾が見えているのか
10
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桜枝巧
黒板をブラックボードと呼んでいた私はきっと特別だった
7
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Chico
雲間よりあまた射し込む陽のひかり 搜査する午後走れ惡漢
15
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灰色猫
野良として生きゆくことが出来ぬ世で絶たれる命の声も封され
23
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灰色猫
淡海のみなと屯すゆりかもめ春待つ白きつばさ休めて
19
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滝川昌之
寒耐える桜木ひとり一人ごとその花ひらけセンター入試
19
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灰色猫
薦を着て誰人います貧しさの野辺に微笑む花の新春
17
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千野鶴子
自らの笑い声だけやけに響く独り暮らしの夜の静寂に
14
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ななかまど
夜に飛ぶ飛行機の音冴え返り眠れぬ夜半の布団に入る
11
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へし切
こがらしの果ては静かな冬の海なぎたる沖の夕波千鳥
23
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灰色猫
コンソメ派ケチャップ派との論争に冷めゆくロールキャベツのなみだ
16
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灰色猫
優しさの詰まったロールキャベツたちお箸でほどかれ恥ずかしそうで
17
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灰色猫
熱々のロールキャベツを食べたなら草食男子を卒業しなさい
18
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石川順一
二度寝してチョンボの我はカレーパン食べる未来を望見して居る
11
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へし切
夕されば千鳥しば啼く冬の海 冴ゆる白波み雪降りつる
22
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秋日好
収拾のつかないプロット闇雲に打ちこみ続け着地を願う
14
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灰色猫
眠りさえ奪われたまま生きている私の呼吸はまだ終わらない
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