詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
日溜まりに揺れて微笑む山茶花の花びら透かすひかり優しき
20
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リクシアナ
凍て空にポインセチアの燃える午後友は歌えり荒野の果てに
32
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林林
筆洗う水と墨とが渦巻きて冬の山河を描き流るる
24
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林林
できるだけ小さき点に太陽の燃ゆる思いを集めよレンズ
20
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Chico
虎落笛 行き交ふ人ら眠らせて臍拔ける音は寂しからまし
20
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へし切
世の中を思ひ倦ずとも嘆くまい儚さこそが老いのよそおひ
32
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Chico
「きじむなぁ さぁたぁかまひぃ」喚べば ほらぁ! 火の玉燈るよがじまるの木に
17
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灰色猫
あの鳥はまだ上手には飛べないのだけどいつかは空を知るのよ
18
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灰色猫
オーロラの白夜の空を駆けてゆく真っ赤なお鼻とふっくらサンタ
20
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灰色猫
朧月やさしく浴びてほんのりと発光している雪だるま
25
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夢士
元旦に年賀届けと墨磨らず指疲れをり今日の一日
21
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夢士
年毎に喪中はがきの数の増え思ひ巡らせ消し去る住所
23
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詠み人知らず
澱み掃くごとくに部屋に渡り来よ馥郁たるやオアシスの風
18
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絮谷新
陽だまりを渡る鳥影草の香は千鳥格子のハリス・ツィード
20
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炭酸水
柔らかな冬の日差しを頬に受けかぼちゃのレシピ検索する娘
19
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沙久
ふた月に 一度赴く 空間で 貴方を独り占めの an hour
19
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沙久
教科書を読むより銃戦身に付けて 前線に立つはあどけなき顔
22
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千映
ピンク色ベレー帽被り颯爽と歩けば歳はマイナス3歳
16
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まあさ
火曜日の夜にあなたに会うことが楽しみでした 今年の秋は
15
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藤久崇
年の瀬の 流れは早く 冷え入れど 渡らむ末の 春の岸まで
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