詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
芳立
静かなるさかひを念ひこの年もさるの心に騒ぎ果てゆく
9
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まあさ
年明けを待たずに福を携えて「飛梅」数輪 太宰府に咲く
32
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夢士
古稀迎え老いの坂道駆け上がり峠の茶屋で草鞋履き替ふ
24
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恣翁
初春の初子に 蚕屋を掃き初めて 命を延ばす玉帚かな
25
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藤久崇
また一つ 年を跨げて 長らえり いざなお練らむ 身の脚にこそ
19
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桐生賄
新年を迎え、うたのわ皆様に たくさんの幸、訪れますよう
24
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へし切
除夜の鐘遠くに聞きつ新玉の春を迎える静やかな夜
32
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灰色猫
一人切り眠りにつけない夜に落ち星の光に耳を澄ませる
29
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灰色猫
故郷を一人旅立つ少年の胸に宿るは憧れであれ
28
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灰色猫
抗癌剤治療で頭髪が抜け始め苛立つ父と紅白を見る
23
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麻
暮れ果てむ今日の月こそめでたけれ思ふ心のあればなるべし
21
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麻
ふけばただ光る鏡もあるものをひまなくくもる我が心かな
21
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詠み人知らず
くる年も仕事始めはお元日人は休めど我は働く
10
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詠み人知らず
静寂にて胸に寂寥満つる今 人恋しさに涙ひまなし
11
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詠み人知らず
二人居に氣負ふことなく年を越す炬燵の猫も欠伸してをり
18
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詠み人知らず
恙なきこの一年を振りかえり夫の強力に有難き幸せ
17
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まあさ
君どこで聞くのだろうか除夜の鐘 誰と見上げるのだろう初日
20
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inosann
いつもより狭く感じるスーパーで年越し演じる花揚げ買いし
19
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絮谷新
乳房の未だふふめるおみなごのあゆる汗の香聞けば妖しも
18
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沙久
血税を 注いだ二体の なまはげが 晦日の主役で 家々まわる
18
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