詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
たらちねの母の背のごと陽を温み囀りさへも守り歌ときく
16
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恣翁
樹の下ゆ 桜の花を 朝の陽に透かせば 蛙の卵なめり
10
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コタロー
あをぞらに薄紅色の櫻咲く風が吹くなら全て高みへ
8
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詠み人知らず
桜花ちる路にて気色劣れりと言い来る枯れ木のふしくれのうろ
9
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コタロー
滿開の櫻並木が續く道乳母車乘る園兒の笑顏
5
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横井 信
満開の 桜の上に ひつじ雲 空に広がり のんびり流れ
13
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こぐまじゅんこ
春うらら散歩道には青色の小さな花がちりばめられてる
5
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石川順一
菜の花は土手一面に咲き誇り桜の花は九分咲きかな
12
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へし切
うららかに陽ざしは温む散歩道さくらさくらの春は長閑し
21
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滝川昌之
踏切のリズムで揺れるタンポポが綿毛で飛び乗る快速電車
25
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灰色猫
春色のシャドーをひとつ買いましたどんな涙も華やぐように
26
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仁奈
私の痛みは私のものだから誰も何にも知らなくていい
8
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仁奈
街灯の明かりに消えた星たちも確かに生きていたはずなのに
10
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フラミンゴ
ひと雫砂地深くに沁みてゆく心の痛むありかさえ、もう
4
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聴雨
ものの芽や空に一筆何と書くけさ逝きし人偲び書かむや
6
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アガサ
先人の思い込めたる反射炉は 戦なき世を讃えて遺りぬ
5
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赤石仙人
暖かき春の来たりて瞬くにわが菜園を雑草(くさ)覆いたり
5
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詠み人知らず
文明の利器持たずして過ごしなば 不安と不便ぞ差し迫りける
11
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詠み人知らず
待ち受けにいとけなき子の笑顔あり 彼の活力の源知りぬ
11
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矢車菊
叶わない夢をだれかのせいにしてばかりのぼくにまた来る春は
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