桐生賄のお気に入りの歌一覧
コーヤ
土手に群れ 咲く白百合は 立ち揺れて一花ごとに 色香漂ひ
14
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コーヤ
夏の夜にあつき想いを言の葉に心鎮めて詠む 喜びに
13
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むくり
荒れ狂ふ こころのうちの 明らめり静かなるかな 空の燃ゆるに
8
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ながさき
見るもよし 見ざるもよしと 肚据えて 自ら決めた この道を征く
23
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詠み人知らず
断捨離で万年筆を見つけたりイニシャルは亡き祖父のものなり
15
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詠み人知らず
夕風にツクツク法師の鳴き初める盆提灯に明かり灯るころ
19
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詠み人知らず
きついねん君の言葉も表情も せやなかったら 君ちゃけどな
12
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詠み人知らず
空襲の記憶の跡で供養するひもじさまでも焦土とされき
10
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林林
十歳の男子は母が疎ましげ自力で生きよ見守ってるよ
10
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林林
迎え火が 燃えて合掌 煙上がる やがて鎮まる 皆で見守る
13
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林林
亡き母の姉弟より盆提灯 心静かにあかりをつける
16
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本能寺
突然の 友の訃報にうろたえる 今日は迎え火 どこへ逝くんだ
16
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そぶ
ぽろぽろと落ちてる想い拾いつつお迎えにゆくお盆の夜道
17
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恣翁
蜩の物憂く鳴きし停車場に 任地を想ひ 驟雨に対す
22
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只野ハル
宗教も死後の世界も信じぬが先祖を祭る慣わしに染む
12
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千映
「今から行っていいですか?」 孫の訪問慌てて盆玉 準備する吾は
7
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むくり
先見えぬ 独り戦の 寂しきに思ひを伝ふる 人を求めて
11
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コーヤ
夏空の破片を集め紡ぐうた君との日々を忘れないため
17
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林林
亡き祖父の字で「灯ロー」の箱開けて組立難解祖父今笑った?
15
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むくり
疲れたる こころの見上ぐる 淡き空雲はろばろと 遠く輝く
10
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