詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
遠すぎて声すらとどかぬ君との距離走って走って走ってタッチだ
10
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詠み人知らず
差しのべてくださった手を取れなくて無知文盲に唇かみしむ
9
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矢車菊
いま何か始まる予感ひとひらの雪が無数の雪を連れくる
20
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滝川昌之
主なくあれた隣家の軒先の南天の実に冬陽寂しく
10
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まあさ
今日だけは夫を笑顔で迎えたい「頓服様」のお力拝借
24
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石川順一
水仙の花が僅かに咲いて居る剣を曝す茎だけ多し
26
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inosann
小児たち一人で電車に乗れる国 動画ウェブで見る非常識な国
15
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水海はるこ
「そのままの私」以外の役割をくださいきっとうまくやります
10
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滝川昌之
あまりにもおだやかな陽に聖堂の春はまだかと湯島白梅
7
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詠み人知らず
ゆく年の都会の隅の公園に集いし猫ら何を語らむ
27
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千映
初売りの景品「つや姫」三合と箱ティッシュ九個顔のほころぶ
16
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滝川昌之
誘われてもしやもしやと参道を上がれば清き一輪の梅
9
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大上
心中に滿ちる情景紡ぎつつ歌を詠むことああ樂しかな
7
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大上
いつの日か再び呑もうこの場所でそよぐ水面に盃の月
6
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大上
覚めながら庭見渡せば陽だまりの小春日和に猫の会合
5
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リクシアナ
有線の冬は変わらず半世紀シャッター街のトロイカを聞く
27
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芳立
ふきはらふ蒼き北風背に染めて白さ光れる富士の線かな
14
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桐生賄
父親と 初売り出掛けた 次男坊 吾は娘と 皮膚科の日なり
17
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桐生賄
明け方にSF映画さながらの おもしろおかしな初夢見たり
17
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詠み人知らず
赤錆の井戸は柄もなく立ちすくみ 秘めた力を 示していたね
24
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