詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
片肺で最期の力振り絞り娘と笑う母の可愛さ
11
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詠み人知らず
世の中は三日見ぬ間の桜花明けて令和の清風に咲く
15
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夕夏
れいわのひしょうわのひににおそろしきはいくにしたらこうよめるかな
4
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コタロー
春風に靡ゐてをりぬ物干しの洗濯物も生きるが如く
5
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コタロー
朝日浴びマンションに影伸びたればいそいそ鳴きぬ雀の學校
7
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夕夏
さんけんのぶんりつあやしきままなりれいにじゅうじゅんしょうわのはじめ
5
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藤久崇
梅を継ぐ 辛夷を継ぎて 桜咲く 世継ぎ祝わむ 花も人をも
19
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まった
下戸なるに花の宴に醉はされて和せ令めらるる御代ぞ切なき
5
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灰色猫
美しく桜を濡らすこの雨は春を愛したあなたでしょうか
23
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藤久崇
月光に 知る若立ちの 和風に 花香のせゆく 御代替わりかな
16
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千映
鼻チューブ付けて「令和」の文字を書くよく生きられたとベッドの上で
13
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へし切
書きかけの ふみ 舞いあげて 春一番 こいつぁ 春から縁起がいいわい
15
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へし切
春の陽に俯き咲きぬすずらんの花にぞ君を想いけるかな
23
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横井 信
咲き揃う季節の花に導かれふらつきながら進める一歩
19
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藤久崇
望月に 光の風の そよ吹かば み花と愛でむ あらたまの年
12
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夢士
荒川の土手や一面桜色なごむ一時通勤電車
13
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うすべに
別れの日 仲間と話すきみに声かけそびれたの 気後れがして
10
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KEN
咲く梅の 笑みのまことを 試すかも 冷たき霙 山野邊に降る
14
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可不可
生年が型落した日 でもほら ニキビひとつ無い付加価値
5
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滝川昌之
新元号に振り回されて四月バカ新入社員の名前覚えず
17
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