都詩のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
病院で 君とわたしの 靴そろえ 同じ方向見るよう願う
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つねこ
たわいなき短冊の中にただ一つ震えた文字の「家族に会いたい」
17
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あまおう
加速した満員電車は人々の背負ったものの惰性で走る
38
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遠井 海
逃げ出したくせに近くにたたずんで声をかけてと待ってる背中
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みやこうまし
終焉にぱっと一際輝いて華咲かせ散る線香花火
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紫草
陽が射せば必ずうまれる陰のあり招かれるごときみは入りゆく
18
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石澤健
子一人の父になれない現にて妻と一緒にシャボン玉吹く
33
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もなca
草を刈る金属音のふと止めばしずかに満ちる鳥たちの声
29
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恣翁
現し身の 女の肉に 惹かれゆく さういふ哀しき 人間が好き
33
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栞
きみといた月日と同じ時が過ぎようやくきみの不在に慣れる
14
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村上 喬
のみさしのラムネの瓶に残されたビー玉越しに海はひろがる
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ぁゃ
夜中には弱音を聞かせてくれるのに昼のメールは素っ気ないよね
20
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澄舟
スクランブル交差点行くどの顔も同胞のよう異邦人のよう
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