詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
月虹
儚くて良いと心は理解する時のうつろい映すもみじ葉
28
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灰色猫
楽園が降臨します猫たちが待ちに待ってたこたつがデビュー
17
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灰色猫
できるだけ鋭い爪で傷つけて別れを告げるきみはシャム猫
18
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灰色猫
永遠を願った王の古墳には刹那に散りゆく花が乱れて
19
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灰色猫
処女歌集一冊残して旅立った君の居場所を本棚に作る
22
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詠み人知らず
もみじ葉よ 散りかひくもれ 袖つぎし君 帰りゆく道まがふがに
13
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詠み人知らず
子育ては成功したと思わせたく 傷つけぬよう貼り付けた仮面
15
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詠み人知らず
忌々しく内に思えど 他人から言われたくない身内の悪口
12
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詠み人知らず
触れられぬ小指で結ぶげんまんに ただ憧れて夢に通へり
17
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詠み人知らず
絡め合ふげんまんの指いずこにや 夢はまぼろし 醒めなばひとり
11
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半格斎
嚴しい目 坐して默する母の夢 何云わんとや明け六つの事
24
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月虹
お互いの質量と恋を推し測り解答欄は空白のまま
27
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夢士
昇り来る朝日のなかに沈みゆく月影白し 西方の君
27
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リクシアナ
霜の経 緯は常緑 北の峰 月の吐息も綾織りの冬
26
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大野 冨士子
オプジーボ 買える貴方の富があり あした餓死する 数万がある
15
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滝川昌之
冠雪もなき稜線はぼんやりと穏やか過ぎる冬のはじまり
31
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千映
もんぺ穿き地を這うような体勢はガーデニングの言葉は似合わぬ
14
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へし切
穏やかに過ぐる秋日をみおくれば冬立つ風に明日を言問ふ
29
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新座の迷い人
先輩に 電話貰いて 懐かしく 故郷思い 遊びし事を
10
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石川順一
忘却は快楽を増す因となり過去をシャッフルしすぎるきらい
15
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