詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桐生賄
明日にでも 皮が剥けそな 子の足は 頑張っている 証だよねと
27
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inosann
妻願う「さん」付けて呼ぶこだわりを守り続けて三二年
26
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まあさ
石積みの再生の「生」に込められた思いも乗せて阪急電車
21
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まあさ
次はいつ帰ってくるのと聞けぬまま ありがとうねと息子見送る
28
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灰色猫
儚げに過ぎゆく日々の直中で愛という名の熱を求める
19
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灰色猫
人間は胸に孤独を宿さねば進化できない生き物なのです
22
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灰色猫
その時に一瞬鼓動が跳ねたのは貴方の瞳が輝いたから
23
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千映
もっともと幸せになる方法を模索してみる残りの人生
17
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千映
「色白ね」定期健診医師の声はにかむ母に女の顔見た
20
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bgvillea
寒空に雪のひとつも降りよればただそればかり思ふと言ふのに
5
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藤久崇
大地震の あらざる代こそ 無きなれと 歌に知らしむる 末の松山
20
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詠み人知らず
頂上にて友と語らい見渡せば疾風怒濤の風が去りゆく
5
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詠み人知らず
舌紅きにどきりとしたり愛犬が目と鼻の先大あくびする
2
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詠み人知らず
ゆるゆると冬へ向かへるわが身とは小さき死をばみとめゐたるか
5
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詠み人知らず
行きたしや海しか見えぬ無人駅はるけきひかりうみそらの色
6
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詠み人知らず
きらきらとひかり散らして揺れる葉のそのさみどりの並木ゆく朝
8
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詠み人知らず
一本の叫びとなりて走るなりちからのかぎりサンバホイッスル
4
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詠み人知らず
ゆるゆると降る雪を見る夜にして何もなかった秋を見送る
2
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詠み人知らず
この道にするんじゃなかった今もなお君が面影またもリピート
6
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絮谷新
ピエタ像並ぶ廻廊翳射して葉脈流るる音の幽し
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