詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
敬之介
囲炉裏端座す祖母に「銭!」一声で煙草盆から十円玉を
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敬之介
命日に母を思いてあの時のあの失言の言い訳したし
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絮谷新
たまゆらに小夜啼鳥の嗄ればみて少女思へば沖の漁火
19
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まあさ
俵万智「寒いね」の短歌 嚙み締める 今年は答える 夫居る大寒
28
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千映
にび色の検索をしてまた一つ賢くなれた嬉し大寒
12
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inosann
余所行きの妻を褒めるる言の葉を「吾もっと綺麗」とかき消す娘
21
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inosann
盆の時期高速道路の混雑に「携帯トイレを買う」と妻の言う
11
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愚と楽
常識のハンイにしがみつくために がんばってムリに 涙を流す
13
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藤久崇
震えれど まことに寒く 怖じ無きに 歌にもならぬ 氷の世界
15
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沙久
ガン検診の結果に安堵も「いや、待てよ」 残る関門まだ一つあり
18
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沙久
いつの日か誰かを照らすおひさまになれたら満足して死ねるでしょう
19
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コーヤ
寒風にひるむことなく平然と清し白梅揺れて微笑む
24
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コーヤ
紅の 笑みもれいずる 一枝の 麗し姿 君と重ねて
22
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絮谷新
黒髮の澪に落ゑつつ薄紅に染むる背の胛塋に
21
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雪柊
舞い踊り 声高らかに歌う吾子自作の歌詞に謎が深まる
23
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リクシアナ
薪を焚き熱い湯うめる窓の雪遠い昔が湯舟に浮かぶ
27
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灰色猫
艶やかな綺麗な御手を思い出す命日知らす白き蕎麦花
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灰色猫
骨壷へ焼かれた祖父の喉仏納めたよく晴れた秋の日に
19
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灰色猫
火葬場で焼かれた祖父の太き骨苦労を重ねた生前偲ぶ
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灰色猫
おじいちゃん幼き頃に買ってくれた本まだ大事に持ってるからね
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