詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
なかしぃ卿
故郷は遠くにありし者が言ひ残りし者は地元と呼ばむ
8
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ラベンダー
寒さにも 負けずに笑う 児童達 風にはためく 傘に奮闘
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桐生賄
お下がりの タブレットにて うたのわに 参加すれども 入力慣れず
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inosann
昨日より弱めて足りる暖房に外気の寒さ推し量りおり
18
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万陽
大寒に交通整備旗を振るその手に容赦なくみぞれ刺す
13
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敬之介
雪溶けの煙出しに射す陽に独り幼き吾はビー玉眩し
7
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敬之介
夕暮れの窓辺に光るわが部屋の蛍光灯が青白く浮く
5
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敬之介
酒飲みてそばの自慢をしたとても今日も蕎麦湯は辛口無口
6
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敬之介
戦陣に母を訪ねて35キロ徒歩で8時間10分でした
6
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敬之介
木登りで4尺背丈の幼き日こぶを足場に4尺のぼる
6
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敬之介
忙しき窯のそば湯の甘かりき猪口に掬ってわが身を癒す
7
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敬之介
顧みて六十路九つ是非問えば謝罪感謝へ一年の古希
9
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敬之介
立ちあがる一瞬の間に老いの影背筋伸ばして妻の前行く
9
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敬之介
おじいちゃん長生きしてと姪の子に声かけられて愕然とする
9
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敬之介
富士山よあんたは日本一の山分けてくれぬか俺に5センチ
9
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敬之介
加茂川の流るる越後加茂村に生(あ)れにし吾は長明を恋う
9
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敬之介
閑古鳥そば湯も薄い茹で窯の木蓋にとまりシンシンと鳴く
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敬之介
こんなもの根性悪の遊びだと負けては崩す盤上の石
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敬之介
あの夏の山よ川原よ野よ丘よ吾ら団塊小僧の世界
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敬之介
豪雪の留守まもる子ら愛おしき四駅歩きて屋根登る父
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