詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
月魚
この胸の冷たさを知る 暖かい細く綺麗な貴方の指先
9
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富鴨
戻るべき道さえもない恋なれど迷いを断てずひとりため息
14
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へし切
しんしんと雪降る野辺の雪仏 行き交ふ人のこころ和める
24
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夢士
蜻蛉追ひ野原をかけむ子らのをり遠き昔の秋の夕暮れ
16
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へし切
今日の日は愛妻の日と語呂あわせ愛していると言葉にしよう
20
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夢士
しんしんと積もり来る雪盆に採り雪うさぎつくり子らに教えむ
16
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みん
約十年見ない間に少年は見惚れるほどの男になった
4
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みん
隣席にいる知り合いに背を向けて笑顔振りまくあなたが嫌い
4
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あゆみ
せめてもの呪文を書いて付箋紙を斜め後ろにばれないように
4
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みん
気付いたよ 多分右目の涙丘が私のゼンブ漏らしてるのね
3
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芳立
窓の外はから風ながら湯浴みせり西のいくさ場とほき国にて
4
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詠み人知らず
包丁を持てば指切りレンジでも火傷をすると母に笑われ
6
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悠々
こころざし、おとろへし日の、林ゆけば そちこちの枝、冬芽見へたり。
13
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只野ハル
葉牡丹の隣の畝に葉の花が咲き始めてる寒風の午後
11
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ながさき
蒼天に 月冴え冴えと 冴えわたり 野山を照らす 明日は如月
20
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風花
ピリオドもカンマも打てず先送り 息切れた心ゼロになりたし
13
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桜園
元気印叔母が笑ってくれし花薄紅色のぱっとサイネリア
15
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成瀬山水
吐く息でこすり合わせる自らの肌に気づいた白雪の朝
7
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こぐまじゅんこ
寝ながらも コロコロ動いて はるくんはベッドにぶつかり大泣きしてる
4
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悠々
花カンナ、炎のごとく、燃ゆる夏 ラジオより洩れし、不吉の玉音。
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