詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
晶羽
ゆっくりとペンを動かす年齢欄 今日でお別れ最初の「2」の字
9
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灰色猫
人類が アジアの果てに 着いた時 目にした海が 今日も鳴いてる
28
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詠み人知らず
激辛のカレーの店のチャレンジャー重量挙げのごとき倍数
2
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悠々
戦争をしている国へ、のこのこと 遊びに行く子と、放任の母。。。
14
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月虹
たったひとつの命の重さを考える己が正義を定義とせずに
33
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こぐまじゅんこ
ゆっくりと言い聞かすようにダメという 目を見てはるくん いたずらやめる
5
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ながさき
妙法は 生命の讃歌 果てしなく 広がる宇宙へ 想いを馳せて
14
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詠み人知らず
今はもう、甘くて酸っぱい柚子のジャム喜ぶ人のいない食卓
15
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西村 由佳里
大空にはらひれと舞うティッシュたち服といっしょに洗濯されて
5
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文月
白きもの寒には美味しと祖母言ひき大根膾多めに作る
10
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K子
冷藏庫開けてジャムだけ食べるとき私は生き物なのだとわかる
3
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ふきのとう
はらはらとまつ毛にかかる淡雪のかろき冷たさに空をみあげる
19
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都詩
ホクロかと思えば銀のピアスなり友の小鼻に小さな主張
13
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へし切
罪の無き人を殺める大義など争ふものにあるべきもなき
22
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夢士
父といふ呼び名に替わる今日よりの背に負ふものの重さ噛みしむ
20
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風花
上げるのはハードルのみで期待以下 そのサプライズは望んでいない
5
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愚と楽
忘れまい 悲しみつづくこの星に 強弱の差あり 貧富の差ありと
8
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芳立
寝ねがてに窓よりみれば燃えながら赤きシグナル凍つる夜かも
6
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和竹
梅の香に凍みるみぞれの冷たさや香りも溶けて土に染み入る
2
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悠々
非武裝を、唱へてをれば、平和だと 九條神話に、すがる國民
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