Proverbeのお気に入りの歌一覧
只野ハル
さっき見た天気予報じゃ明日は雨 雨なら雨の気分になろう
8
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うすべに
吹き寄せた枯れ葉の下のうすみどり ほのかな春をつまむ指先
9
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滝川昌之
人で無し 車内喫煙とがめられ若き正義を足蹴にすれば
13
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ななかまど
人あまた笑む季節かな菜の花の黄の帆布揚げ船出する春
10
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へし切
独りでも生きてゆけるが 共に老い 共に泣いては 愚痴を言いたい
12
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KEN
東雲の 凪の上高き 舟明かり 櫓の露凍てぬ 人麻呂の月
10
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び わ
朝小雨昼過ぎになりお日様が暖かな顔雲間に出して
4
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茂作
孫の世話子から頼みのLINE受け 妻のため息滲む嬉しさ
15
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秋日好
待ち居れば父母の最後にまみえるか親孝行の日々はあるのか
12
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詠み人知らず
忌み嫌う霧るえみえみの思い解く心にかかる憂しおもき
3
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うすべに
蝋梅の花びらすかす寒空に いそひよどりは春の歌声
9
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卯月
別れましょう、背骨の中のきりぎりす聞いて私は生きていきます
6
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緒川みるな
感染者 七万、九万 さざ波と 笑笑嗤ふ 経済補佐官
6
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滝川昌之
寒に耐え蕾を肥やし待つ花のごときに春へ咲け受験生
12
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杉野小町
怒るまじと忍ぶれど夜に恨みけりされど夢さへ我勝てじとは
2
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へし切
年ふれば彼方此方歩く要もなく まして花粉の季節の来ませば
12
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ななかまど
まん防の乱発以外撃つてなく的は経済政府の射程
7
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へべれけ
あをによし奈良の住処のあらまほしとはいへ老いて山住むもゆかし
1
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艸介
氈鹿はシカ科かもしくはまさか鴨 しかし彼の鹿 ウシ科なりけり
6
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なりあきら
しんしんと 音も立てずに 雪が降る 気づかぬうちに 景色が変わる
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