みろくのお気に入りの歌一覧
しろいたろしん
昼下がり 実況の声 遠のいて 白いカーテン ふわりと笑う
5
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愚と楽
柔らかきエンジン音でやってきた 分相応のセコハンバイク
11
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大上
芽吹く枝と露天の舟に寄り添ふて続く世代に名殘葉の川
8
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月虹
いつまでも踊り続けていたいから君の右手を放さずにいる
128
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月虹
主なき実家の鍵が揺れている涙目をしたうさぎキーホルダー
81
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松本直哉
髪ながき乙女とうまれしろがねのフルートに吹くアメージンググレース
10
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朔夜
春雨よ雫とともに吾が澱も汚れもすべて流れてしまへ
8
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恣翁
夜の胞は 昏く濁れる水底ゆ 甘酸き腐臭の泡放てり
15
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詠み人知らず
花搖れる夜風に浮かぶ春月へたゆたふ想ひを浮かべ目を閉ぢ
9
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石川順一
花に酔い木曽川堤を行く時にシダレザクラとヤマザクラ見ゆ
17
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詠み人知らず
孤独なる魂おもう再びに「二十歳の原点」読みて涙す
20
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詠み人知らず
白川という名のお香焚いてみる すこし寂しき風ある夕べ
21
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なかしぃ卿
宝くじ買へど当たらぬばかりなる空くじ多し多空くじなり
6
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石川順一
バタピーやコーヒーピーやココアピーお菓子食べつつ日永楽しむ
9
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詠み人知らず
青葉いできりもうすうはかかりしを月のひかりにみてはべるかな
7
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詠み人知らず
ふるさとの八重のやまぶきかをるればひとにつたえでものおもひぞする
7
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松本直哉
春の野に一日あそびしをとめらは花かんむりを戴きかへる
13
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安井シンゴ
深き春 風の絵筆でたおやかに白を刷きたる 抜け切らぬ空
9
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山崎ふゆ彦
早苗田に富士が映りて風さやか御殿場まほろば眺めてあかず
7
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夢士
葉桜の散りて街並み花水木春の陽のなか鼻歌まじり
13
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