コタローのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
掃除機が吸っているのは休日の俺の怠惰と妻の苛立ち
47
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滝川昌之
コンビニで用もないのにウロウロと汗をしずめてバス停へ出る
23
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滝川昌之
「シミッタレ!」色褪せかけた紫陽花はつれない空にうなだれてゆく
19
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滝川昌之
夜遅く帰る子供に慣れてきて慣れることない妻を気遣う
112
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まあさ
流暢な 日本語話す シリア人が 日本のモスクで 捧げる祈り
25
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まあさ
ある方に 刺激を受けた わたくしは ちょっと無謀な 挑戦をする
23
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矢車菊
別れゆく空の色したワンピース最初で最後の夏服でした
29
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矢車菊
夢を見ることはほんとは途方なく大きな不安と戦うことだ
20
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矢車菊
答えにはならないけれど漠然と未来と呼んでみるものがある
20
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矢車菊
海のいろ あじさいのいろ 空のいろ 溶かして注ぐブルーキュラソー
26
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矢車菊
降り続く雨のリズムにたわむれてエスプレッソのしずく滴る
28
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矢車菊
灯を消そう 星を見るため いやむしろ見えないものを信じるために
74
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安井シンゴ
梅雨空に激しき雨のなき街で風に揺れたる紫陽花はあり
11
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安井シンゴ
影選び立ち談笑す老若の手に紫煙あり空に溶け行く
9
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安井シンゴ
あわき影落つ梅雨は中休み週間天気に傘並びたり
8
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安井シンゴ
黒、茶色ちゃんと呼ぶそと猫がわれを覚えたりかわいかわいし
7
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安井シンゴ
とりどりに描かれし花並びおり誰も話さぬ待合室にて
10
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千葉 甫
思い出は過ぎる時間に濾過されて年々歳々美しくなる
8
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千葉 甫
シンクから蠅取蜘蛛の上がれずにいるのを助けてから手を洗う
7
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千葉 甫
音も無く地上へ下りて来た鴉自らの影踏みつつあるく
10
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