滝川昌之のお気に入りの歌一覧
飛和
また一枚重ね着が減り軽くなる心と体を春に預ける
8
もっと見る
うすべに
人知れず春をよろこぶ花ひとつ 煉瓦のつぎめの小さいすみれ
8
もっと見る
高松 蓮
カラス鳴き 寝返り打って 時計見る もう春だなと思う朝四時
5
もっと見る
アガサ
春の午後 静かに流れる目黒川 花の筏を繰り出すまでは
4
もっと見る
び わ
タンポポもスミレも陽浴びのどかなり我が身はいまだ寒さを感じ
3
もっと見る
茂作
寄り添つた葱の姿に勵まされ 萎える芋葉に新たな芽吹き
11
もっと見る
横井 信
山寺に桜の咲いて春や来る木暮に遊ぶヒヨドリの声
6
もっと見る
うすべに
人の世の変わる早さをよそに見て ほのかににおう花のうすべに
5
もっと見る
へし切
さくら咲く 日本は長閑な春なのに 愛しき命の散る国がある
11
もっと見る
みっさん
完治なき病ひと知りて有るがまま受け容れ難きを受け容るるべし
5
もっと見る
夏深
両軍の兵士は嘆く戦争は嫌だとされど銃を向け合い
4
もっと見る
夏深
肌寒さに似合いの枝先ほんのりと色づきはじめ山は五分咲き
6
もっと見る
び わ
結婚し五十九年経過橋互いに元気感謝に溢れ
5
もっと見る
茂作
妻が買ふ赤い莓の不揃ひで 殘り二つの小さきを食ふ
13
もっと見る
詠み人知らず
関東の 桜満開 ニュース見て 蕾ほころぶ 日は遠きかな
3
もっと見る
谷村思亜
いかなるも救わんと咲く薄紅よ さくらの花よさくらの色よ
3
もっと見る
横井 信
花の咲く街を見守る戦国の武将の墓にウグイスの声
6
もっと見る
うすべに
あかるさは枝垂れやなぎのうすみどり またなと手を振る別れの季節
5
もっと見る
可不可
吹き降られ ボディソープに熱めシャワー 私バスタブで寛がず
5
もっと見る
源家末裔
生まれたる その時折より 忌み子なり一族郎黨 我を恨みし
2
もっと見る
[1]
<<
559
|
560
|
561
|
562
|
563
|
564
|
565
|
566
|
567
|
568
|
569
>>
[2921]