たんぽぽすずめ。のお気に入りの歌一覧
へし切
公職と言われる事の意味さへも分からぬような言動多し
19
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あき
軒下をかりて晴れまを待つてゐたあのご婦人はどうしただらう
6
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あき
泣かないで良い子に待っていられたら明日ほたるを見にいきましょう
19
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あき
あじさいが好きなの?それじゃクレヨンですきにぬれちゃう権利をあげる
15
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あき
あじさいを派手で綺麗とほめるひと碧い瞳をもつ異邦人
16
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あき
冷凍庫あけたわたしを打ちのめす顔のみえないバニラ泥棒
18
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灰色猫
もうわずかしか残っていない麦の種 一粒一粒祈っては蒔く
13
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灰色猫
簡単です覚えてください日めくりを破って鶴を折る仕事です
13
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灰色猫
幾千の時を羽ばたき今もなお輝きやめぬ歌の数々
13
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灰色猫
はずれ券握って駆ける少年ひとり 生きてることが当たりなんだよ
24
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
305
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小林道憲
紅の石榴の花の目にしみて 長雨休む梅雨のひととき
29
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小林道憲
雨やんで 雨だれの音しきりなり 軒端の隅の夏つばきの花
19
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小林道憲
もじずりの螺旋の先に銀河あり 星の渦より現れし花
17
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小林道憲
雨だれのしたたる音に聞き入りぬ 命を刻む音のごときも
28
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小林道憲
七夕の願いの短冊竹に下げ 今宵夢見る吾娘の寝すがた
19
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小林道憲
さくさくと沓の音のみ響きたり 神遷るらし闇の静けさ
63
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詠み人知らず
君の中しまいこまれたわたくしは生きていますか笑ってますか
18
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詠み人知らず
「逢いたい」と言葉にすれば唐突に降りだす雨に叱られたよう
28
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詠み人知らず
そんなこと何も知らない顔をしてチェリーの茎を結ぶ うそつき
17
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