詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
近江の人
変身す天井川の草津川ヒップホップにバドミントン
4
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千映
ビオラなど花苗大量買ったあと半年分と納得させる
13
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へし切
いたずらな風に戯れ山茶花の花弁ひとつまたひとつ散る
29
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千映
三人の暮らしが四人になる時は自動音声「お風呂が沸きました」
14
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千映
熱燗も饒舌の人呑むころに燗冷ましとなり刺身はぬるむ
14
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千映
林林さん 「おかえりなさい」が言えましたいつかその日が来ること信じて
13
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近江の人
NHK短歌と俳句の間の体操眺めてないでするものなんです
5
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恣翁
街燈の陰に隠りて 初冬の時雨に 覚えず 嗚咽洩らしぬ
20
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文月
確実に景気は回復云はれてもアベノミクスに財布踊らず
3
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石川順一
忘却はポルノ作家が作為するいい語があっても忘れて仕舞う
10
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萱斎院
忍びかねたぎつ心の流るらむ もみぢに染まる袖のけしきは
9
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詠み人知らず
ビュービューと風立ちぬれば 撓みたる電線の影 障子に騒げり
15
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詠み人知らず
蒼穹に映ゆる紅殻 桜葉の風に耐ふるを 日向ぼっこしつつ
16
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詠み人知らず
和であるに しとやかにして地味なるも ひと手間加へてバタくさく美味
12
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詠み人知らず
慇懃に対応すれど苛立たしき 間違い電話の郎女の声
13
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詠み人知らず
背ゆ抱く手が髪に触れ 傾けし首筋に 落つる熱き唇
14
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灰色猫
言の葉も国旗も脱いだあなたからほどよい野性の香りがします
17
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灰色猫
めくるたび人が死にゆく小説を一枚一枚折り鶴にする
17
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灰色猫
お互いが互いの愛を撃ち抜けず彷徨うだけの銀の弾丸
15
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灰色猫
爆音のバイクに乗って逃げようか実らぬ恋と拳銃もって
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