詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
住川幸
どこまでも今日と明日は地続きで焦り孤独と共に暮れゆく
7
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雲海
曇天はまさに現の鈍色で息も凍らん山茶花の朝
12
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詠み人知らず
人はみな孤独てふ名の幻獣を背負うにやあらむ憂しと見る夜に
5
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紹益
はらからを 見捨てし人が 堂々と 公職に立つ 悪びれもせず
11
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日向猫
頼らないしがみつかない生き方と助け合いとはまた別のこと
30
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詠み人知らず
冬うす陽 書に埋もるる戀人の影凝りをり悲しみいろに
5
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詠み人知らず
思ほへど添へぬこの身の柵に友に靡くも問へぬ貞操
6
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ゆうくん
冬空の 色のソムリエ 検定に 注ぐ希望の 白をあなたへ
3
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ゆうくん
桜鼠 鴇色鼠と 染まりゆく 花びらに似る 冬の空とは
3
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詠み人知らず
假宿に迷ふ小猫をかき抱く 我を求める涙にあらねど
4
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備前 大輔
母の持つ震える碗の米白しかいな枝垂れて寄る辺なき爪
4
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みなま
明け方の窓に雪なく安堵するこの日ばかりは降らずにおくれ
12
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デラモルテ
はしきやし逢へぬ君ゆゑいやまさる戀の繁きに靜心なく
11
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みなま
笑い泣き猛り眠れるキミのかお見守ってるよ サクラサクまで
9
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ほの香
房総の花畑の彩とりどりをこぼれるほどに生けて早春賦
9
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芳立
君までも裳裾ぬらすなあさつゆの置きゆく足の重くもぞなる
5
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五穀米
腹立ちてその後優しき気持ち来る浮世に生きる者等ならでは
5
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知久
月経を迎えるたびに安堵する秘めたる罪に慄きながら
5
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へし切
競ふなら己を頼み潔く力尽くして悔いを残さず
24
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へし切
ゆく人の惜しくもあるかな吾が頭の霜と見紛ふ色となりせば
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