滝川昌之のお気に入りの歌一覧
可不可
撮るよ 合図にマスク外しては 寄り添ふ母娘に 花ふぶき
6
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雪乃まり
カフェオレに忍ばせてみる甘い罠二杯目喫する 溺れるくらい
4
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ななかまど
花びらの薄き日影の背戸道を猫も往き来す桜の日向
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うすべに
散るさくら 花化粧する野仏におまいりをする蟻の行進
5
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詠み人知らず
年老いて 自分らしさを 試される 色味の映えぬ 殻を破って
5
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詠み人知らず
髪を結い 靴下スカート 長さ良し 鞄と心は 明るく軽く
3
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へし切
澄みわたる空は青々 野辺みれば 菜花は染める彼の国の色
10
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詠み人知らず
番号の 書かれた紙を 握りしめ 桜風吹く 若し喜び
2
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時計台
よみがへる神経組織の如くにや メタセコイアに早緑萠え出づ
8
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源家末裔
因縁を つけし惡童 法螺信じ 惡し扱ひ 何故我が受く
2
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び わ
チューリップ黄色い花と緑の葉スマホに収め繰り返し観る
5
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草木藍
早起きのイソヒヨドリの歌声を白み始めた空に聞く春
10
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茂作
お品書き見ながら食べる旅の宿 今日は格上げ本もの麥酒
9
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詠み人知らず
春桜 舞い散る花を 稚児が追い あんよ拙い 無邪気な笑顔
5
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横井 信
静かなる春の社の葉桜にツバメを追って玉砂利を踏む
11
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ななかまど
先人が命に代えし九条の平和の願い変えてはならぬ
7
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うすべに
ゆく春の後をたくして花ふぶき まかせておけと萌え出るかえで
6
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へし切
けなげにも 梢に残る花にこそ 恋しき妹に逢ふ心地する
10
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び わ
はらはらと散りゆく桜風に乗り喜び友にまた悲しみも
4
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茂作
何處より舞ひ來るものか外のお湯 花一片の贅澤な時間
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