へし切のお気に入りの歌一覧
杜鵑草
酔ふままにわが身も知らずうち臥せば頭うづきの朝は来にけり
11
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兎桃
山路来て日も傾きぬ足を止め次なる旅の支度をぞせむ
6
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綾人
寒き夜 あなたを思ひ 待つ文は 枯野に響く 蝉時雨かな
3
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綾人
珈琲を 吞めば必ず 思い出す 忘れられない あなたの香り
6
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綾人
私はね 寝ても覚めても 君ばかり 君の心に 私はいない
2
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綾人
戀してる 君の口から さやうなら 君の虚像で 心を滿たす
2
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継海
中継で流るる白き雲ありて窓を開ければ入り来る距離や
4
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痴光山
伴侶欠くやもめの危ふさ国とても 見合ふ野党の無くて漂ふ
4
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滝川昌之
少しの陽少しの雨で生きられる想い出という家族のもとで
16
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うすべに
枯れ色のすすきの原に夏だより ほそい翼であおい風切る
10
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杜鵑草
唐土の風にたぐひて降る砂も絲綢之路の旅人なりけり
9
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横井 信
みどり増す田んぼの土手に菜の花のしずかに揺れて見送る列車
12
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茂作
なかなかに歸らぬ人を待ち侘びて 今年は遲きもくれんの花
14
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継海
臘月や姿隠して何故に泣く雲に紛れて消え去るように
4
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うすべに
灰色の空でも平気 のぼってはすべりおりてく春のよろこび
9
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滝川昌之
出雲路を一畑電車の単線が菜の花ゆらし一輌でゆく
17
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杜鵑草
ともすれば訪ふべしとのみ思ほえて摂津の方を千度見にけり
6
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恣翁
春寒の夜を深みて 濃やかに 依稀たる細雨 杜を籠めたり
15
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狂い咲き
久方の 光のどけく 桜花春風つめて 蕾緩みぬ
7
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横井 信
雨行けば桜の花もほころんで新たな本の表紙をめくる
13
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