コタローのお気に入りの歌一覧
日置鳩子
流鏑馬の歓声花を揺すぶりて体育館倉庫の木馬
12
もっと見る
日置鳩子
曾祖母の墓に花を手向ければ秋風の触る耳の産毛に
17
もっと見る
日置鳩子
遥々に太古の雲は流れ行き太宰府天満宮の紅梅
14
もっと見る
藤久崇
くたちゆく みたまの洞の 奥闇の 見えぬ心こそ げにも悍けれ
21
もっと見る
月虹
不意討ちはハートのメール真夜中にロマンチストを眠らせぬ罪
29
もっと見る
月虹
平和とは隣で君が笑うことそうしてそれを忘れないこと
81
もっと見る
月虹
微睡みの向こうで君を待っている目覚めよ秋がやって来るから
63
もっと見る
ふじこ
言葉とは人の心で変わるもの 違えし縁は消えゆく縁
16
もっと見る
ふじこ
雪積もり星渡る夜は藍をとき津軽の里は青に染まるる
15
もっと見る
ふじこ
我が身より愛しく思う幼子の熱い体をただ抱きしめる
17
もっと見る
ふじこ
悠々と腰曲がりたる老木の枝に実りし津軽の林檎
19
もっと見る
ふじこ
しゅんしゅんと薬缶息まく奥津軽しんしん積もる雪の声聞く
18
もっと見る
まあさ
雲ひとつ ない大空の 向こうから 誰かに呼ばれて みたい土曜日
24
もっと見る
まあさ
上弦の 月が輝く 今日だけは 秋虫たちが 月に告白
16
もっと見る
まあさ
枝を離れ やっと自由に なりました 秋風に舞う 枯葉が笑う
21
もっと見る
まあさ
秋空にゆうべの夢から飛び出して来たような羊雲ほわほわほわ
21
もっと見る
林林
行く道を失いし時ここに来て標を探し旅を続ける
26
もっと見る
林林
皺深き指がゆっくり紅き和紙ちぎりて貼りて曼珠沙華咲く
30
もっと見る
林林
未だ見ぬ津軽海峡うたいます心は冬景色へと旅する
23
もっと見る
林林
ひと呼吸おいて「どうされましたか」と電話口から伝わる温み
26
もっと見る
[1]
<<
542
|
543
|
544
|
545
|
546
|
547
|
548
|
549
|
550
|
551
|
552
>>
[607]