滝川昌之のお気に入りの歌一覧
へし切
意に添わぬ ことを為さねば嫌われる 為せば為したでこころが痛む
12
もっと見る
時計台
やはらかに緑をまとふ花水木 その立ち姿 樣々にあり
8
もっと見る
び わ
並木道緑豊かな銀杏の木一枚の葉も大事に抱き
4
もっと見る
茂作
紫陽花の色を迷ひて梅雨深し 赤にうつるや青にうつるや
21
もっと見る
横井 信
歩きつつ汗をぬぐったハンカチをそっと広げて捕まえる夏
14
もっと見る
詠み人知らず
夢うつつ 半端な道に それぬよう 吊り橋かける 君の強さよ
5
もっと見る
可不可
ヱッシェンバッハ指揮する マーラーのアダージェット 今さら乍ら ベニスに死す
3
もっと見る
うすべに
こもれ陽に手のひら揺らすこしあぶら 手折れば春のときめきもどる
7
もっと見る
只野ハル
プランターの初めての茄子ひとつ焼く缶ビールまだ半分残る
6
もっと見る
ななかまど
梅雨の間の風が奏でるセレナーデ静かに人を想う夕べに
13
もっと見る
凌霄花
堀割りの柳も粋に夏姿天領倉敷風の清しさ
12
もっと見る
トウジさん
訳知らの男そなへる紫陽花の好まぬ由や聞かずが名残
6
もっと見る
へし切
梅雨の間のひかり愛をし 散歩道 鴨の親子に孤独を慰む
10
もっと見る
KEN
五月雨の 気配まがひぬ 香触森 岩間の松葉 南風爪弾ゐて
11
もっと見る
詠み人知らず
梅雨曇り 足踏みばかり 雨を待つ 靄のかかりし 心かばいて
6
もっと見る
詠み人知らず
梅雨越えて 夏本番に 怖れては 暑さに弱い 体を擦る
6
もっと見る
び わ
スマートホン操作複雑あれこれと詳細理解頭の体操
6
もっと見る
スガカンタロウ
散り際は 痛み苦しみ 何もなく笑みて逝きたや 家族の前で
5
もっと見る
茂作
蜀黍の実をもぎ騒ぐ夏の日の 乙女の腕 汗の輝き
16
もっと見る
雪乃まり
かぐや姫帰らぬ月は慎ましく今も昔も孤独に光り
6
もっと見る
[1]
<<
541
|
542
|
543
|
544
|
545
|
546
|
547
|
548
|
549
|
550
|
551
>>
[2952]