コタローのお気に入りの歌一覧
千映
恋ごころ抱いた人の嫌う花 紫蘭即刻わたしは抜いた
12
もっと見る
千映
泣き止まぬ幼子二人ご近所の迷惑らしい吾は辛抱派
14
もっと見る
恣翁
水平線 デッキの手擦りと交叉して 僅かに 上下に揺らぐがに見ゆ
18
もっと見る
恣翁
憂かりける人をはげませ 豪猪 禿 然れとは祈らぬものを
12
もっと見る
恣翁
秋雨の 板戸の外を過る音を聞きつつ 床を延べ連ねけり
22
もっと見る
ラベンダー
西の方 日沈む空の 夕焼けに 真っ直ぐ向かう 明日という日見
19
もっと見る
ラベンダー
マニキュアを うまく塗れない 自分では 女性の皆さん 思いませんか?
17
もっと見る
灰色猫
真白なる蕎麦花乱る畦道の祖父の遺骨の弔いの列
26
もっと見る
灰色猫
煌々とキャンドルの火に若き日のあなたの面影ゆらめいており
15
もっと見る
灰色猫
まだ僕は帰れる場所があるんだねいつでも君と出会える山河が
15
もっと見る
灰色猫
野良社会しぶとく生きてゆくための猫にどなたか逞しき名を
22
もっと見る
灰色猫
その痛いトリガーを引く衝動をだれかに告白できなかったの
17
もっと見る
夢士
天高く柴あお青と秋の日に昔忘れじシニアの集ひ
15
もっと見る
藍子
鰯雲広がる空の青きこと一人佇み秋を眺める
27
もっと見る
藍子
天高く真っ青な空見上げては行く秋の日を一人楽しむ
12
もっと見る
藍子
柿の実の色付く秋の小春日和にまたやって来た母の命日
23
もっと見る
灰色猫
仲秋に供えし萩のむらさきは一夜を少し高貴にするね
22
もっと見る
灰色猫
誕生日ケーキのいちご奪いあうフォークくらいの幼い銃声
20
もっと見る
灰色猫
白色の最後のキャンドル果てるとき君の暗部に響く空砲
17
もっと見る
灰色猫
雪の降る湖底で確かめ合いながら不気味な手と手がじっとしている
19
もっと見る
[1]
<<
539
|
540
|
541
|
542
|
543
|
544
|
545
|
546
|
547
|
548
|
549
>>
[607]