コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
紅白の祭礼幕が はためきて 寂しき裏路地 今ぞ華やぐ
16
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詠み人知らず
鉤爪の抉りし胸は 深すぎて なかりしことには 出来ぬ傷痕
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詠み人知らず
吐くことも吐かれることも好まぬが 優しく白い嘘なら許す
21
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詠み人知らず
たなびける彩り謎めく妖雲も 月影射せば鴇色に透く
18
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詠み人知らず
空いてれば男子トイレもお構いなし ジャイアニズムか厚顔無恥か
9
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詠み人知らず
逢はざれど語れば弾む旧友の 絆結べり心にかたく
18
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詠み人知らず
亡き祖母の 三面鏡ゆ仄匂ふ 白粉の甘きに 面影嗅ぎぬ
19
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詠み人知らず
甘い声 見れば隣の御主人で 何だかやたら好い枯れ具合
17
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詠み人知らず
何ですか 納税準備預金とは 利息がついて非課税だとか
13
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秋日好
造り置きし枷もがく妹をギロチンで泡に帰す血の愛もあんめり
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秋日好
日本には再誘導してミサイルを発射地点に戻す技術が
10
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秋日好
薬指付け根の甲に毛の生える君の両手は私のものだ
14
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秋日好
手にあらば引いてしまうやトリガーをひとはそれ程危ういもので
16
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秋日好
乳白のお湯は隠すか響動くか紅葉の向こうに具現すオリオン
20
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千映
バッカスやラミーのチョコが大量に売り場に出ると日本は秋です
9
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千映
柿好きな母が喜ぶ少しだけ柔めの柿を探してこうてる
10
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千映
あくせくと働く歳でもないからね少しの前進あれば合格
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千映
お土産で貰った京都のあぶら紙吸い取る脂なき吾に不要
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千映
君は今 好い枯れ具合になっている吾の傍にいて心地よいから
12
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千映
わんぱくな君の右手の薬指第一関節先はいずこに
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